山添村は奈良県の北東部に位置し、大阪市と名古屋市のほぼ中間地点にあたります。昭和31年に添上郡の東山村と山辺郡の波多野村、豊原村の3村が合併して誕生しました。四季折々の豊かな自然と緑に囲まれる本村は、初夏には新茶のほのかな香りに包まれ、訪れる人に田舎ならではの懐かしい雰囲気を感じさせます。産業は茶・米を中心とした農業を主産業とし、特産品の茶は「大和茶」のブランドで出荷され、多くの方々に親しまれています。また観光は山全体が県立自然公園に指定されている神野山を中心とし、大小の黒岩が650メートルにわたり溶岩の流れのような景観を造り出す鍋倉渓や夏のライトアップと共に行われる星空の展望会、多くの羊とふれあえるめえめえ牧場などの見どころが集まっています。