斑鳩町は奈良盆地の西北部から矢田丘陵の南端に位置し、南には大和川、東には富雄川、西には竜田川が流れ、水と緑の豊かな自然がまちの風景に溶け込んでいます。
斑鳩町の歴史は古く、聖徳太子が飛鳥から斑鳩宮に移ってきたことで斑鳩の地は一躍脚光を浴びました。中世以降、斑鳩は太子信仰の中心地となり、集落の成立に大きな影響を与えました。近世に入り、法隆寺の門前や龍田村(明治25年から龍田町)は、市や宿場町として栄え、その後、明治の廃藩置県を経て、昭和22年2月11日、龍田町、法隆寺村、富郷村が合併して現在の斑鳩町が誕生しました。
斑鳩町は、世界文化遺産法隆寺をはじめとする寺社や文化財、藤ノ木古墳などの豊かな歴史文化と自然に恵まれているうえに、JR法隆寺駅から大阪へは約40分、奈良へは約12分と近く、また国道25号が町の中心部を東西に走っており、電車や車での移動は大変便利な町でもあります。