十津川村は奈良県の最南端に位置する日本一広い村で、東京23区とほぼ同じ広さがあります。村の約97%は森林で瀞峡や滝などの大自然に恵まれています。また、湯泉地温泉・十津川温泉・上湯温泉の3つの良質な天然高温泉が湧出しており、村の全温泉施設において、加温・加水・循環を一切行わない「源泉かけ流し宣言」を日本で初めて行いました。 さらに、世界遺産熊野古道小辺路と大峯奥駈道が村の東西それぞれを縦断しており、1300年の伝統を持つ信仰の道がいまに残ります。大峯奥駈道である標高1,076mの玉置山の麓には熊野三山の奥の院といわれる「玉置神社」が鎮座しています。境内には樹齢3,000年といわれる神代杉や夫婦杉などの巨木群が生え神秘的な雰囲気に包まれています。 村の特産品は、ブナシメジ、なめこ、エリンギ、しいたけのきのこ類や、柚べし、日本酒谷瀬、焼酎いものかぶ、木工品などがあります。